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皆様初めまして。
これから主にワインについてのブログを担当していきます。スギハラと申します。
お酒が好き、ワインが好きでソムリエ資格を取得し、
現在メリメランジュで素敵なお料理とワインに囲まれながら働いております。
ワイン好きな方は勿論、少し苦手意識がある方にもワインが好きになってもらえるようなお話や雑学を、
時に楽しく、時にマニアックにお話し出来れば、と考えております。
今回は最初ということでワインの歴史についてお話させていただきます。
ワインの歴史は古く、古代ギリシャやローマ帝国の支配権拡大とともにヨーロッパ各地に広がりました。
キリストの有名な文言で「ワインは我が血、パンは我が肉」というものがあり、後の時代では、
特にカトリックでのミサでワインが重要な物として扱われ、世界へと広がりました。
一つ面白い逸話があります。
当時フランス、ブルゴーニュ地方に「ロマネ」と呼ばれる素晴らしいワインを作る畑があったのですが、
そこの畑の所有権を争ったのがフランス王ルイ15世の公妾ポンパドゥール夫人と大貴族コンティ公です。
そしてその所有権を勝ちとったのがコンティ公。
のちにその畑は世界で最も偉大なワインを造る畑「ロマネ・コンティ」と呼ばれることになります。
ロマネ・コンティの畑。十字架が目印。世界で1番ワイン造りに適した土壌。と呼ばれたりもします。
なで肩のボトルはブルゴーニュワインの特徴です。
ちなみに争奪戦に敗れたポンパドゥール夫人は腹いせにか、
宮廷からブルゴーニュ地方のワインを一掃しボルドー地方のワインを寵愛したといいます。
中々人間らしさがでていて面白いお話ではないでしょうか?
こちらはポンパドゥール夫人の愛したボルドーワイン。
ブルゴーニュとは違い、いかり肩のボトルが特徴です。
なぜ産地によってボトルの形状が違うのかはまた後程お話ししていこうと思います。
少し長くなってしまいましたので、今回はここまでとさせていただきます。
次回はワインのブドウ品種についてお話させていただきたいと思います。
それではまたお会いしましょう!
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