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★★★三ツ星を目指して

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★★★三ツ星を目指して

~ワイン通信~VOL.72021年10月29日

皆様、こんにちは!

ワイン通信担当スギハラです!

今回はワインの澱(おり)についてお話させていただきます。

皆様はワインの瓶の底に溜まっている澱をご覧になったことはありますか?

光源に晒すとつぶつぶが見えますね。これが澱(おり)です。

 

 

この澱というのはワインの渋み成分であるタンニンとポリフェノールが結合したものです。

ワインの熟成中に見られる現象で、渋みが強いワインに多く見られます。

 

ワイン中に溶けていた渋み成分が固まる為、熟成させると味がまろやかになるのはこのためなんですね。

ワインと一緒に飲んでも人体に影響は無いのですが、口当たりが悪いため、

グラスに注ぐ際は澱が入らないように注ぐのですが、これが中々難しいです。。。

 

写真のようなザラザラした澱は口当たりが非常に悪いです。

 

 

うっかり揺らしたりすると澱がワインの中で舞ってしまって濁ってしまうため

ボトルを動かす際にも最新の注意を払って運びます。

澱を分けるためにデキャンタに移し替えて提供したりもします。

 

上の写真がデキャンタです。カラフェと言ったりもします。

 

 

 

ソムリエ試験にはワインをデキャンタに移し替える試験がありますが、とても緊張したのを覚えています!

デキャンタに移し替えるとワインが空気と触れ合って

香りが立ち、味もマイルドになる。というようなメリットもあります。

ちなみに細かい澱はアイスクリームにかけると美味しくいただけますよ!

今回はこんな感じで失礼します!

それではまたお会いしましょう!!

 

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