★★★三ツ星を目指して

皆さまこんにちは！

スギハラです！

ワインは生き物です！なんておっしゃる方もいらっしゃいますが、

あながち間違いではなく、年数や環境で味がどんどん変化していく様は

まさに生きているようです。

今回はそんなワインに起こってしまう悲劇。ブショネについて語っていきましょう。

よろしくお願いします！

ブショネとは

コルクを洗った際に残った塩素と細菌が反応してしまい、変な匂い（トリクロロアニソール）が発生、

それがワインに移ってしまい

本来の香りではなくなってしまった状態です。

本来の香りでなくても美味しければ問題はないのですが、

残念なことに人間の本能に突き刺さるような不快な香りなのです。。。

湿ったダンボールの匂いと言われています。

個人的には「THE カビ」の匂いだと思っています。

味わいも果実味が無くなり酸味が強く出ます。

我々には何も出来ず、お手上げ状態です。料理酒にも使えません。

※画像はイメージです。実際は鼻を近づけた際にしかわからない程度なのでご安心を。

高級なワインでも起こりうることなので、残念としか言いようがないですね。。。

しかもワインを開けないとわからない。。。

 気づかないレベルのブショネもありますが、気づいてしまうと結構きついです。

家でそんなワインに出会ったら我慢して飲むか、きっぱり諦めましょう！

僕は諦めて何度も涙を拭いました！

今では専門店ですと交換してくれるお店もあるみたいですね。

それもまたワインです！！

ただし、レストランではお客様を悲しませることは致しません！

そんなワインをお客様に出さないために我々は味見をします。

ボトルを頼まれた際に、お客様にも味見をしていただくのもこのためです。

ブショネであれば新しいワインをご用意させていただきます。

100本に5本くらいの確率で入っているので気をつけてくださいね！

このセラーの中にはブショネワインが無いことを祈ります。。。

楽しいワインライフを送りましょう！！

それでは！！

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