2009年11月25日・26日
19世紀末のフランスは芸術においても激動の時代。ロートレックは劇場、娼館などに通いながら「ムーラン・ルージュに入るラ・グリュ」「ディヴァン・ジャポネ」など娼婦やダンサーらの華やかな姿や悲哀などを描いていました...
今回のクラブデリスではロートレックが過ごした時代背景を学び、そして美食家であったロートレックが自ら腕をふるって生み出した約200種ものレシピ本から数種を選びお召し上がりいただきました。
■協力:画廊アートエミュウ ■後援:在日フランス大使館 企業振興部 ■協力:那須オルゴール美術館
・ブルゴーニュ風エスカルゴ |
・鯛のゼリー、野菜のコンフィ |
・ピストゥー・スープ(バジリック入りスープ) |
・オマール・エビ・ボンヌフォア アンシエンヌ風 |
・野鴨のシャンパーニュ風 |
・フランス産フロマージュ |
・洋ナシの赤ワイン煮 |
ブルゴーニュ風エスカルゴ
ジャポニズムに影響を受けていたロートレックを称し、和の庭園を演出、その上にはエスカルゴを添えております。ロートレックのレシピと和のテイストをコラボレーションした、お出迎えの一品
鯛のゼリー、野菜のコンフィ
二つの料理レシピを融合した冷製オードブルの一品。当時の絵画はシンメトリーが主流でしたが、ロートレックは好んで斜めに色を入れたり、「赤・黒・黄」の斬新的な色を用いました。この手法をガラス皿にデッサンしました。
ピストゥー・スープ
「僕ははどこの流派にも属していない。僕には僕の居場所がある」
こう言ったロートレックは、独特かつ個性的な存在でしたが、決してかれは孤独ではありませんでした。
オマール・エビ・ボンヌフォア アンシエンヌ風
ロートレックが過ごした「モンマルトル」ではダイナミックなスター的芸術家が多く存在しました。華々しいこの時代を象徴する上で「赤」が良く使われたことと、ロートレックの好物オマール海老の赤を用いてこの一皿に表現しました。
野鴨のシャンパーニュ風
ピカソが19歳の時に描いた作品「青い部屋」。この部屋の奥の壁には一枚の絵画。これはロートレックのポスター「メイ・ミルトン」 であることが知られています。ピカソの想いを尊重し、青い皿にロートレックのレシピを落とし込んだ一皿です。
洋ナシの赤ワイン煮
1889年エッフェル塔の完成に合わせムーラン・ルージュ(赤い風車)と名づけられた店がオープンしました。ロートレック25歳の時。フレンチカンカンで有名なこの店はロートレックのお気に入りの店でした。
◆展示作品
那須高原の自然に囲まれ温泉やプールなどの施設やネイチャーツアーなどのアクティビティーが充実した高級リゾートホテル。那須ガーデンアウトレットからも便利なアクセス。
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